緑色の微睡み

睡眠不足です

12月に読んだ漫画

『黒猫と魔女の教室』(1-3)

寄宿学校のジュリエット』の金田陽介の新連載。

魔法使いに憧れているが魔法が一切使えない少女の前に人語を話す黒猫が現れ、魔法を教わることに。黒猫曰く自分は呪いをかけられており……。

寄宿学校のジュリエット』の頃からの作風は変わらず、秘密を抱えた男女の主人公が努力を重ねて成長する物語。

主人公が魔法を覚える所からスタートするのは世界観を説明しやすいし物語の導入として非常にスムーズだと思う。

金田陽介はその辺が上手い。

 

『呪術廻戦』(21)

秤先輩が死滅回遊内で大暴れする回。

基本的に面白いけど、能力の説明がややこしかったりいろいろゲームをやってるせいか、何が今どうなってるか分からなくなる。

こういうのはそれぞれのパート毎にまとめて読んだ方がいいかも。

 

『ぼっち・ざ・ろっく!』(5)

未確認ライオット後の日常回と作曲・レコーディング回。

最後の方にエモーショナルな虹夏と星夏の姉妹の物語が四コマではなく通常の形式の漫画で描かれる。はまじあきが元々少女漫画を描いていたという話を聞いたことがあるせいか、きらら漫画とは違う文法が使われていて少女漫画っぽいなと思えた。

まだアニメを見れていないので配信されてるうちに見ようかなと思ってます。

 

『月曜日のたわわ』(6)

ジト目ちゃん回。

いろいろ話題になったけどこの漫画エロ漫画じゃなくて巨乳しか出てこないラブコメだから、わりと軽い気持ちで読めると思います。

そこに不快感を抱かないのならば。

 

『邪神ちゃんドロップキック』(20)

テレビアニメも終わりましたが、まあ無難にクスッと笑える漫画です。ギャグ漫画として安定感がある。

ただ若干パワーダウンしてるような……。

 

『ブルーロック』(22)

凪と玲央の覚醒?回。

無垢な天才である凪というキャラクターは華があって非常に良い

 

『大雪海のカイナ』(1)

弐瓶勉原作の風の谷のナウシカのような設定のSF。メディアミックス化がすでに決定している。

弐瓶勉の他作品やナウシカを読んでいれば取り立てて目新しく感じる内容ではない。

 

『よふかしのうた』(14)

コウの母親登場とマヒルとの幼少期の回想。

その内的葛藤から学校へ復帰して北海道の修学旅行編へ。

この漫画のキャラクターって良くも悪くも内面が渇いてるように思えるけどなんでだろう。

その割に人に執着していたりするし、妙なギャップを感じる。

 

『#ゾンビさがしてます』(1)

三ツ星カラーズ』『ひとりぼっちの◯◯生活』のカツヲの新作。

これまで日常を描いてきたカツヲとしてはゾンビによって世界が蹂躙された世界を描くのはかなり意欲的なのではないのだろうか。

ある程度の軽さを残しつつも終盤の展開はやはりゾンビもの。次巻に期待したい。

 

『裏バイト:逃亡禁止』(1-8)

事情を抱えた二人の女が高報酬であるが危険が大きい裏バイトで危険な怪異と遭遇する物語。

『裏世界ピクニック』を連想する内容ではあるが、それよりもっと攻めた内容の怪異が多く出現する。その内容から心身に支障をきたす恐れがあると注意書きがされているが、読解を間違えると陰謀論に紐付けられてしまう可能性もあるので、読む方は注意された方が良いかと。

『JUMBO MAX』(7)