10月に読んだ本
『信じようと信じまいと』R・L・リプレー
一言で言うとトリビアの泉。信じようと信じまいとは新聞に連載されていたものらしい。
読んでいて面白いものもあれば、あまり興味が湧かず流し読みしてしまったものもある。
しかしながら、自然の驚異と奇妙な人間にはいつの時代も注目を集めるのだなあ、と思いました。
『アイゼン・フリューゲル』(1・2) 虚淵玄
龍が存在する世界でのジェット機開発物語。
航空機だけではなく世界の技術史を見ると戦争と技術の発展は切り離せるものではない。したがってこの物語でも戦争について語られる。
個人と戦争、その周辺における政治。ややドライな作風ではあるが虚淵玄の筆致には非常に安定感があり、物語にほとんど疑問を抱かずに没頭することができた。
基本的には素晴らしい出来だと言えるが、それにしてもなぜドイツ語なんだろう?
『亀谷競馬サロン2 馬場を極める』
結局のところ、馬場を分析するのも予想するのも難しいのがよく分かった。
分かりやすい特徴の馬場の時だけ馬券に活かせると良いなあ。